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カクレ理系のやぶにらみ

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時間のある方はお読みください。軽い気持ちで読み始めると頭が痛くなります。

カテゴリ:iPhoneを使いこなすために( 26 )

 iOsにHDR撮影(ハイ・ダイナミック・レンジ撮影)機能が追加されてから、出張に出かけるときにデジカメを持たないようになりました。仕事で使うのに携帯電話のカメラでは役に立ちません(画素数があればいいというものではありません)が、iPhoneであればそこそこ使える写真が撮れるからです。
 そこで問題になるのが、iPhoneで撮った写真をパソコンに送るにはどうしたらいいか?ということです。今回はその方法をご紹介します。

(事前に必要なもの)
 Dropbox をパソコンとiPhoneにそれぞれインストールしておきます。

(作業の概要)
 iPhoneで撮った写真をDropboxにアップロードするだけです。iPhoneのDropboxアプリを使うと、一度に何枚もの写真を指定したフォルダにアップロードすることができます。

(作業の手順)
(1)iPhoneでドロップボックスを起動させて、画面下にある「アップロード」をタップします。すると、下図の画面になるので、右上の「+」ボタンをタップします。
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(2)写真が保管されているフォルダを選択する画面が開きます。通常は「カメラロール」に写真が保存されているので、それをタップします。
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(3)保存されている写真がサムネール表示されます。ここで画面の左下に注目してください。ここに表示されているボタンには、Dropboxに写真をアップロードしたときに保存されるフォルダの名前が表示されています。(デフォルトでは「Dropbox」が選択されています。)
 このフォルダは自由に変更することができます。フォルダを変更したり、新しくフォルダを作成する場合はこのボタンをタップします。
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(4)Dropboxの中にあるフォルダがリスト表示されます。新たにフォルダを作成する場合は、左下の「フォルダを作成」ボタンをタップします。(既存のフォルダにアップロードする場合は、そのフォルダをタップします。以下(7)へ)
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(5)フォルダの名称を入力して「完了」ボタンをタップします。(ここでは「ブログ」というフォルダを作成しています。)
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(6)新しく「ブログ」というフォルダが作成されました。これをタップします。
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(7)フォルダに移動するので、画面右下にある「選択」ボタンをタップします。
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(8)カメラロールに移動するので、アップロードしたい写真を順番にタップしていきます。
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(9)タップするとサムネールにチェックマークがつけられるので、選択が終わったら右上の「アップロード」ボタンをタップします。
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(10)選択した写真をアップロードしている画面です。iPhoneで撮影した写真のファイル名は撮影日時-年月日時分秒-となります。
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(11)アップロードが完了したものは、「最近」の下部に表示されます。なお、アップロードはバックグラウンドで行われるので、他のアプリを使うこともできますし、画面がロックされても気にする必要はありません。
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 アップロードが完了したら、パソコンの方でDropboxフォルダを開くと、iPhoneから送られて来た写真がちゃんと入っていることがわかります。

(注意)
 iPhoneからDropboxにアップデートするには、Wi-Fiに接続していた方が高速で送ることができます。Wi-Fiに接続できない場合、3G回線でも送ることができますが、ファイルの数が多いとそれだけ時間がかかります。その場合、バッテリーの減り具合に注意してください。

(付記)
 iPhoneの画面をキャプチャーしたいときは、電源ボタンとホームボタンの両方を同時押ししてください。カシャッという音がして、そのときの画面がカメラロールに記録されます。
by T_am | 2011-04-25 23:07 | iPhoneを使いこなすために
 文庫本や新書を何冊か電子化してみて、一連の作業のコツがわかってきたので、今回はそれをご紹介します。電子化に興味のない人にはまったく関係のない話です。すいません。

【電子化の手順】
1.電子化したい本をカッターで分冊する
2.それぞれ背表紙を裁断する
3.ドキュメントスキャナーで読取りPDF化する
4.作成されたPDFファイルに編集ソフトで「しおり」をつける
5.iPhoneなどの携帯デバイスにデータを送る

 手順としては以上となります。雑誌でも紹介されているのでご存知の方も多いでしょうが、4の手順に記してある「しおり」をつけることについて触れていない記事ばかり目にします。現状ではiPhoneのアプリには、縦書きされたPDFを検索できるものがないのでせめて目次に載っている内容を「しおり」にしてをつけておかないと、読むときに困るのです。
 「しおり」の作成は手作業となるので、手間がかかりますが、省いてしまうと後で自分が困ることになります。ただし、「俺はそんなのいらねえや」という方は、4の手順は不用となりますので、一連の作業は大幅に短縮されることになります。

【電子化のために必要な道具】
1.カッター
 本を分冊するために必要。分冊というのは、のり付けされている背表紙の部分をカットしなければならず、そのための裁断機かけるには本を薄くする必要があるのです。つまり、1冊の本をいくつかに分けて、それぞれ順番に裁断するわけです。
 文庫本や新書本は分冊しやすいのですが、けっこう力がいる作業です。そのため、100円ショップで売っているようなカッターだと手が痛くなる(ということはそのうち嫌になって長続きしない)ので、大きめのカッター(ホームセンターで500円くらいで売ってます)を用意したほうがいいと思います。

2.裁断機
 分冊した本の背表紙を裁断するために必要です。本は、背表紙のところでのり付けされているので、これをカットすることで1枚ずつばらばらになり、スキャナーに通すことができるようになります。
 裁断機には家庭用から業務用までさまざまな種類があり、値段が高いほど一度に裁断できるページ数が増えることになります。私の場合、とにかく安くあげるということから、ナカバヤシの「ロータリーカッターA4」という機種(ホームセンターで1980円)を購入しました。文庫本くらいの紙の厚さなら、一度に50ページくらいは裁断することができ、充分満足しています。

3.ドキュメントスキャナー
 私の場合、キャノンのDR-150という製品を使っています。2万円台の後半で購入しました。上位機種に比べると読み取り速度は若干遅いのですが、かえってこれくらいのスピードのほうが、後で述べる原稿送りミスを監視するにはちょうどいいようです。
 DR-150のすぐれた点は、読み取った文書をPDF化する際に文字情報を付加するOCR機能が圧倒的に早いというところです。読み取りの終了とほとんど同時にOCR情報の付加も終わってしまうので待ち時間がありません。ちなみに、付加されたOCR情報の精度を確認するため、パソコンでPDF化された文書を開き検索をかけてみました。(「脳はなにかと言い訳する」池谷裕二 新潮文庫。興味のある人はお近くの書店でお買い求めください。)


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「増殖能力」という単語で検索をかけてみると・・・


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 瞬時にヒットしました。OCR機能の精度が高いことがわかります。
 ちなみに、パソコンでPDF文書を読むぶんには、このように縦書き文書の文字列検索も可能なのですが、iPhone用のPDF文書閲覧アプリで縦書き検索のできるものは、残念ながら今のところないようです。

4.PDF編集ソフト
 PDF文書に「しおり」を作成するために必要です。ソフトによってはアウトラインと呼ぶものもあるようです。しおりを設定すると、しおりの一覧からそのページにジャンプすることができます。Webブラウザの「お気に入り」のような機能だと思っていただければよいでしょう。
 下の写真は、GoodReader というiPhoneのアプリで「しおり」を活用しているところです。(「街場の現代思想」内田樹 文書文庫より。なお、著作権の関係で本文はぼかしをかけています。内容を知りたいという方は、お近くの書店でお買い求めください。)一覧から行きたいところをタップする(この場合は「文化資本の逆説」)と右の写真の画面に切り替わります。


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 PDF編集ソフトとして、私の場合はPDFの本家であるAdobe Acrobat を使っていますが、もっと廉価なソフトもあります。ジャストシステムの「PDF 高度編集」などは安いうえにアクロバットとほぼ同程度の機能があるのでお買い得といえるでしょう。
 ただし、「しおりなんかいらないよ」という人もいると思います(マンガをPDF化するときにはたしかに不用でしょうね)。そういう方にはPDF編集ソフトは必要ありません。

【作業のポイント】
1.背表紙の裁断幅は大胆に
 本は背表紙のところでのり付けされているので、この部分をカットすると1枚ずつばらばらにすることができます。そうやってドキュメントスキャナーで読み込むわけですが、背表紙の裁断幅が狭いとのりづけされた部分が残ってしまうことがあります。スキャナーで読み込む際に紙詰まりやページ飛びなどの原因となるので、裁断幅は大胆にとります。 ただし、スキャナーで読取る祭には、余白(ページ端から内側に向かって数ミリ幅の領域。この部分は読込みされません。)が設けられます。裁断幅が広すぎると、この余白部分に文字が近づくことになり、できあがったものを画面表示させると、文字領域がページ端すれすれになってしまいます。
 文庫本を裁断するときは、はがきの幅よりも心持ち広めのところでガイドレールを設定するとよいようです。なお、裁断機にはガイドレールは必ずついていますし、用紙の大きさを示すマーカーも設けられているので、困ることはありません。

2.スキャナーに通すのは中表紙から
 本のページは、中表紙を1ページとして順に割り振りされています。読込み作業中、それまで読込んだページ数がパソコンの画面に表示されます。それと印字されているページ数とを比較すれば、ページ飛びがないことを確認することができます。それまでに読込んだ紙のページ数が204で、画面のページ数が202となっていれば、どこかで2枚いっぺんに読み込んでしまい、そのためにページ飛びが発生したことがわかります。これに気づかないで作業を終えてしまうと、せっかく電子化した書籍に落丁が生じてしまいます。

3.スキャナーの解像度設定は300dpi は必要です
 初期設定は200dpiとなっているようですが、これだとできあがりがなんとなくぼやけた感じになってしまいます。iPhoneなどの高精細化された液晶画面も、これでは宝の持ち腐れになります。
 また、OCR情報を付加する場合も、解像度200dpiでは誤認識する怖れもあるので、300dpiに設定しておきましょう。それ以上の解像度にしても、読取り速度が遅くなりPDF化されたときのファイルサイズが大きくなるだけです。300dpiであれば、人間の目には充分美しく見えます。
 先ほどのiPhoneの画面写真は300dpiで作成したPDFファイルを表示させたものです。著作権に配慮して、本文はぼかしていますが見出しの部分をご覧いただければ、充分実用に耐える品質であることがおわかりいただけると思います。

4.スキャナーのカラーモードは白黒モードで
 写真やイラストなどがない本文であれば、スキャナーで読込むのは白黒モードで充分です。カラーモードにすると読込み時間が遅くなるだけでなく、ファイルサイズも大きくなります。
 なお、ドキュメントスキャナーにセットできる原稿の枚数は文庫本の場合50ページくらいです。原稿がなくなれば新たにセットして引き続き読込みを行うことが可能です。

5.白黒モードとカラーモードを混在させるには
 写真やイラストが印刷されているページを白黒モードで読込むと、黒く潰れてしまい見るに堪えなくなってしまいます。このため、写真やイラストのページだけは、本文とは別個に、カラーモード(白黒写真の場合はグレーモード)で読込む必要があります。この場合、1ページ1ファイル(両面読取りの場合は1枚1ファイル)にしておきます。
 高級機には原稿カラー自動判別機能がついているものもあるようですが、私が使っているDR-150はそうではないので、カラー原稿と白黒原稿を分けてスキャンしなければなりません。

1)あらかじめ写真やイラストが印刷されているページを抜き取っておき、白黒モードで読取ります。
2)写真やイラストを1ページずつ(両面読み取りの場合は1枚ずつ)スキャンし、1つの独立したPDFファイルとして保存します。
3)PDF編集ソフトで白黒文書ファイルを開き、カラーページのPDFファイルをひとつずつ途中に挿入していきます。
4)すべてのカラーページの挿入が終わったら、改めてファイルを保存します。

6.読込みミスの対策
 紙がくっついていたり、のり付け部分のカットがきちんとされていなかったりすると、スキャナーで読み込む際にミスが発生します。
 この場合、最初からやり直しというのも大変です。
 DR-150にはあらかじめ設定したページ数ごとにPDFファイルを作成していくという機能があるので、これを使えば途中で読み込みミスが発生した場合でも被害を最小限に抑えることができるようになります。
 その代わり、1冊の本に対し複数のPDFファイルを分割して作成することになりますが、PDF編集ソフトを使えば複数のファイルをひとつにまとめることが可能です。

7.電子書籍を携帯デバイスに送る
 電子書籍はファイルサイズが大きいのでメールに添付して携帯デバイスに送ることができません。USBケーブルで直接取り込むかネット経由で取り込むかのどちらかとなります。

1)USBケーブルでパソコンから直接取り込む
 iPhoneの場合、GoodReader for iPhone というアプリを入れていれば、iTuneseを使ってパソコンからUSBケーブルでデータを取り込むことができます。
 下の写真はその画面です。iTunese の中央上の方にある「App」をクリックしてから、画面を下の方にスクロールするとこの画面となります。ここでGoodReader for iPhonを選択してから、「追加」ボタンをクリックするとエクスプローラが開くので、iPhoneに取り込みたいPDFファイルを選択します。
 この方法だと取り込み速度が非常に速いのが特徴です。


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2)ネット経由でパソコンから取り込む
 Evernote や DropBox のようなサービスを使えば、ネット経由でパソコンから電子書籍を取り込むことができます。
 DropBoxは無料で2GBまでの容量が使えるのでとても便利です。使い方は、まずパソコンとiPhoneの両方にDropBoxをインストールします。
 次に、パソコンの中にMy DropBox というフォルダができるので、iPhoneに送りたいファイルをその中に入れるだけです。なお、My DropBoxフォルダの中には自分でフォルダを作成することができ、その変更は自動的にiPhoneの側にも反映されます。つまり、パソコン側で行ったファイル管理がそのままiPhoneにも適用されるのです。逆にiPhoneのDropBoxでファイルを削除すると、パソコン側でもファイルが削除されます。

8.携帯デバイスで電子書籍を閲覧するアプリには気を遣いましょう
 私の場合、iPhoneで広く使われているGoodReader for iPhoneというアプリを使っています。有料(350円)ですが、PDF編集ソフトで作成した「しおり」をつかってジャンプすることができる(さきほどのiPhoneの画面はGoodReaderのものです)うえに、縦書きPDF文書を横書き表示に変更させることができ、さらに自動スクロールもできるという非常にすぐれたアプリです。
 iPhoneでは縦書き1ページが1画面に表示されるので、正直いって私のような年寄りには見づらいときがあります。ところが、横書き表示機能を用いると、文章のレイアウトは崩れてしまいますが、文字が大きくなって読みやすくなるのです。しかも自動スクロール機能を使えば、ゆっくり下にスクロールしてくれる(映画やドラマのエンド・クレジットのイメージ)ので落ち着いて読むことができます。(ただしページの切り替えは手動です。)
 もちろんPDF以外のファイルを表示させることもできます。難点をあげれば、縦書き文書の文字列検索ができないことくらいでしょうか。



 長々と書いてきましたが、これから書籍の電子化に取り組んでみようかというかたの、多少でも参考になれば幸いです。
by T_am | 2011-01-09 11:53 | iPhoneを使いこなすために
 iPhoneは便利なツールなのですが、文章の入力がしづらいという欠点があります。OSに付属の日本語入力ソフトはたしかに使いづらいので、ATOK Pad for iPhone というアプリを入れて、長文の文章入力はもっぱらこれを使っています。(作成した文章全体をクリップボードに送ることができるので、それを該当するアプリに貼り付けるだけ。)
 ATOK Pad for iPhoneは推測変換(変換候補を先読みして表示してくれる)が段違いに賢いのに加え、パソコン用ATOKに登録した単語を読み込むこともできるのでとても便利です。

(別のATOKからのインポートの手順)
http://www.justsystems.com/jp/products/atokpad_iphone/tutorial3.html


 そんなiPhoneですが、文章を推敲するためにカット&ペーストをしたいときの範囲をどうやって選択したらいいのか、今までわからずにいて困っていました。
 このたび、ふとしたことからそのやり方がわかったので、ここに書いておくことにします。
 以下の画像は3枚連続で、左から右の順番です。

1.iPhoneの画面を指で抑えていると、一番左の画面になります。
2.ここで「選択」をタップすると、真ん中の画面になります。
3.一文字だけ選択され、その両端に縦の線が表示されています。
この線を、それぞれ指で抑え、左右にずらすことで選択範囲を変更することができます。



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 あとは、「カット」か「コピー」を選べば、選択範囲がクリップボードに送られるので、好きなところに貼り付ければ完了となります。
 たったこれだけのことなのですが、今までわからずに困っていたのです。パソコンもそうですが、iPhoneでも直感的に操作できるように設計されていて、使っていて立ち往生するということはあまりありません。その代わり、何となくわかったような気持ちになりやすいので、説明をきちんと読まなくなると欠点もあります。勘の良い人、注意深く説明を読んでいる人にはとっくにわかっていたことと思います。すべては自分のずぼらというか注意力散漫が招いたことであり、まことにお恥ずかしい限りです。
 
 ATOK Pad for iPhone を使って長文入力がやりやすくなったといっても、パソコンのブラインドタッチに比べれば比較にならないほど遅いことは事実です。そもそもパソコンと比較するほうが間違っていると思うのですが、iPhone用にキーボードも発売されているので、これを使うのも一つの方法かと思います。
 私の場合、iPhoneを手帳として使うということに決めているので、入力のときにいちいちキーボードを広げて使うというのではもはや手帳とはいえないだろうと思っています。 入力に手間取るといっても、手書きで文字を書くのに比べればそう変わらない(殴り書きと比較してはダメです。)ことに気づきます。そのため、文章を入力するときは声に出しながら入力するようにしています。小さな声であれば、周囲に人がいても邪魔になりませんし、何よりも時間が気にならなくなるという効果があります。
by T_am | 2011-01-02 08:17 | iPhoneを使いこなすために
 iPadの登場により、蔵書を電子化して持ち歩く人が増えているそうです。そのためにどんな機器を揃えればいいのかを紹介している雑誌もあります。
 私もiPhoneで試してみたのですが、けっこう便利です。そこで、今回は蔵書を電子化してiPhoneで持ち歩く際のポイントを記しておくことにします。
 以下に記載するのは、iPhoneで電子書籍を快適に読むために最低限必要な道具とソフトです。

(必要なもの-パソコン側)
・ドキュメントスキャナー(機能を欲張らなければ3万円以下で買えます)
・PDF編集ソフト(しおりの作成機能があれば何でもよい。1万円程度から)
・Dropbox(PC版、無料)

(必要なアプリ-iPhone側)
・Dropbox(無料)
・GoodReader(230円)


 大量の蔵書を電子化するのでない限り、高価な裁断機は不要です。カッターナイフがあれば、文庫本や新書、雑誌の類は何とかばらすことができます。
 しかし、それを読み込むためのスキャナーは、原稿自動送り装置がついたものでないと実用的ではありません。プリンタといっしょになっているスキャナーは原稿を1枚ずつセットしなければならないので、事実上使えません。そんな手間暇をかけるくらいなら、本を持ち歩いた方がはるかにいいからです。
 私の場合は、キャノンのDR-150という製品を使っています。読取りサイズはA4までですが、カラー原稿(裏表)を毎分12枚読み込んでくれます。これに付属する「DR-150 CaptureOnTouch」というソフトは読み取った原稿をPDF化する際に透明テキストをつけてくれるので、iPhoneで読むときに、キーワードで検索することができるようになります。
GoodReaderはそのために使います。
 なお、ドキュメントスキャナで5万円代の製品(DR-150よりも高性能。その代わり場所をとります)にはAdobeAcrobat(スタンダード版。ただし、1世代前の製品となります)が付属されています。AcrobatはPDFファイルの編集ができるソフトで、スタンダード版で3万5千円くらいするソフトですから、PDF編集ソフトを持っていない人はこちらを購入する選択肢もあります。


それを考えればスキャナーが2万円程度で買えることになり、DR-150よりも高性能なスキャナーがDR-150よりも割安な値段で手に入ることになります。

 具体的な手順を述べると、

1.ばらした本や雑誌をスキャナーで読み込む
このときに「OCR情報を付加する」ように設定しておきます。なお、解像度は300dpiに設定しておけば、クリアな画像でありながらファイルサイズもそれほど大きくなならないというメリットがあります。(200dpiでは画像が粗くなる)

2.PDF形式で保存されたファイルをPDF編集ソフトで開き、しおりを埋め込んでいく
これは手作業となりますが、後々の読みやすさを考えると省略することはできません

3.PDFファイルを上書き保存し、Dropboxにコピーする。
これで、ファイルがネット上にあるストレージにアップロードされ、iPhoneでもダウンロードできるようになります。また、オリジナルのPDFファイルはパソコンの中に必ず残しておきます。というのは、iPhoneにはそのとき読みたい電子書籍を送ればいいからです。
 なお、DropBoxはパソコン側で作成したフォルダがiPhone側でも反映されるので、ファイル管理がしやすくなっています。

 作業としてはこれだけです。後は、iPhoneでDropBoxを起動させ、読みたい電子書籍のPDFファイルを開き、GoodReaderを起動すればいいのです。DropBoxだけでPDFファイルを読むことはできますが、電子化された本を読む場合かなりのページ数になるので、読みたいページを探すのが大変になります。しかし、GoodReaderを使えばしおり化した目次がブックマークとして表示されますし、キーワードを検索することも可能になります。

 なお、読み終わった電子書籍は、iPhone側のDropBoxで削除すれば、パソコン側のDropBoxからも削除されます。したがって、読みたい電子書籍をその都度パソコン側でDropBoxに入れるようにすればiPhoneの記憶容量を無駄に使うのを防ぐことができます。
 Evernoteを使わないのは、フォルダ作成ができないことと、無料版では容量制限があるからです。DropBoxでも容量制限はありますが、2GBまで自由に使えるので不自由することはありません。

 電子書籍iPhoneで開くと、1ページが画面に収まるように大きさが自動調整されて表示されます。もちろん拡大・縮小が簡単にできるのですが、iPadよりも液晶サイズが小さいので、電子化した書籍をすらすら読むには、せいぜい新書版くらいの大きさの本が限界でしょう。それより大きなサイズの本や雑誌を電子化した場合、iPhoneでは読みづらくなります。そのため、画面を拡大表示して読むことになりますが、そうなると、画面にはページの一部しか表示されないので画面を絶えずフリックしなければならず、ちょとストレスが溜まるかもしれません。
by T_am | 2010-11-17 23:23 | iPhoneを使いこなすために
 iPhoneそのものには、受信したメールを振り分けるためのフォルダを作成する機能がありません。このたび、増えてきたメールを整理するためにフォルダを追加しようとしたところ、歳のせいで、やり方をすっかり忘れてしまっていたために、もう一度調べ直す羽目になりました。
 今後も同じように忘れることになると思うので、そのときのために、ここにメモしておくことにします。

(i,softbank.jp メールの場合)
 iPhone に最初から備わっている「i.softbank.jp」メールの場合、「My Softbank」(Webブラウザ「Sfari」のブックマークに登録されている)で、新しいフォルダを作成します。iPhone本体の操作をシンプルにするために、本体にフォルダを設けるのではなく、メールサーバーの中にフォルダを設定するというわけです。これは、次に述べるGmail でも同じです。

1.My Softbank を開いて、「ログインはこちら」ボタンをタップ。
2.携帯電話番号とパスワードを入力してログインします。
3.画面が切り替わるので、画面を下にフリップして「メール設定[Eメール(i)]ボタンをタップします。
4.「フォルダ管理」をタップします。
5.「新規フォルダ作成」をタップして、作成するフォルダ名称を入力して「確認」ボタンをタップします。
6.間違いなければ「OK」ボタンをタップします。
7.操作が終わったらログアウトしておきます。

(Gmailの場合1 フォルダを作成する)
 Gmailでは、メールサーバーに割り当てられている領域が大きいうえに、受信したメールの自動振り分け機能が備わっています。これ以外にも何かと便利なGmailなので、Gmailの方でメールを受信する(Gmailアドレスを人に教える)ようにしておくとよいと思います。
 Gmailの設定は、パソコンで行います。なお、Gmailではフォルダのことを「ラベル」と呼んでいます。

1.GoogleのホームページからGmailのページに移動し、Googleアカウントにログインします。(新規アカウントの作成もこのページから行えます。)
2.Gmailの受信トレイが開いた状態の画面に切り替わるので、メールの件名が表示されている枠の上か下にある「ラベル▼」ボタンをクリックします。
3.「ラベルの管理」をクリックします。
4.下の方にある「ラベル」の右横にある白枠の中に、新しく作成するフォルダの名前を入力して、その右にある「作成」ボタンをクリックします。

 これで新しいフォルダが作成され、その変更はiPhoneにも反映されます。

(Gmailの場合2 自動振り分け機能を設定する)
 メールの送信者によって保管するフォルダを振分けるという場合が多いと思いますので、以下はそれを自動的に振分けするための設定方法です。
1.受信トレイで、自動振分けを設定したい人から来たメールをクリックして開きます。(その人からまだメールが来ていない場合は、そのメールアドレスを控えておきます。)
2.メールを開いた状態で、「その他の操作▼」(メール件名表示枠の上と下の右端にあります)ボタンをクリックして、「メールの自動振り分け設定」をクリックします。(メールの件名表示の状態では「自動振り分け設定」は表示されないので注意してください。)
3.From の欄に、その人のメールアドレスが入力されているので「次のステップ」ボタンをクリックします。(その人からまだメールが来ていない場合は、この欄にそのアドレスを入力します。)
4.「操作の選択」のなかほどにある「ラベルをつける」の右横にある「ラベルの選択」にある▼ボタンをクリックして、ドロップダウンリストを表示させます。
5.振り分け先のラベルを選択します。
 このとき、その人から送られて来たメールがあれば、その下に一覧表示されているので、いっしょに振り分けを行うには、「フィルタを作成」ボタンの右横にある「このフィルタを下記の○件のスレッドにも適用する」にチェックを入れておきます。
6.「フィルタの作成」ボタンをクリックします。
7.操作が終わったらログアウトしておきます。


 
by T_am | 2010-10-14 07:39 | iPhoneを使いこなすために
iPhoneでメールの受信ができなくなったときの復旧について

 iPhoneでは、SMS(ケータイのショートメール)とMMS(普通のケータイのメール)、そして、@i.softbank.jp というPCメールと同じ機能を持ったメールを使うことができます。(このほかにGmail も使用可能)。
 
 @i.softbank.jp には送受信できるメールサイズが1メガ以内という制限があって、その便利さに調子こいて、ついうっかり1メガを超えるメールをiPhone に送ってしまうとメールの受信ができなくなってしまいます。(送信は可能です。)
 ここまでは解説に書いてあるのですが、実際にそういう事態に遭遇したらどうしたらいいかまでは書いてないので、ここに書いておきます。ただし、ここに書いてある方法は偶然の賜であるかもしれないので、この通りにやっても復旧できないこともあるかもしれません。そこまで責任は持てないので、そのつもりで読んでください。

(手順)
1.「設定」→「メール/連絡先/カレンダー」→「アカウントを追加」をタップします。
2.「その他」をタップして、「メールアカウントを追加」をタップします。
3.@i.softbank.jp で設定済みのアドレス、パスワードを入力して(名前と説明は前と違うものを入力しておきましょう)登録します。
4.メールの受信を試みても、受信できないことを確認します。
5.今追加したアカウントを削除します。
6.もう一度メールの受信を試みると、「パスワードが入力されていない」というメッセージが表示されます。
7.「設定」→「メール/連絡先/カレンダー」で元からある @i.softbank.jp のアカウントのパスワードが消えているので、再度正しいパスワードを登録します。

 これでメールの受信ができるようになりました。メールの送信はできるけれども受信はできないというときに、この方法を試してみるといいかもしれません。保証はできませんが・・・


追記
 この問題に関する解決方法(アカウントをいったん削除して再度追加する)がAppleのサポートページに記載されていました。どうせなら、もっと早く掲載してくれていればよかったのに・・・

http://support.apple.com/kb/TS3899?viewlocale=ja_JP
by T_am | 2010-09-16 21:37 | iPhoneを使いこなすために