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カクレ理系のやぶにらみ

tamm.exblog.jp

時間のある方はお読みください。軽い気持ちで読み始めると頭が痛くなります。

カテゴリ:iPhoneを使いこなすために( 26 )

 iPhoneの本体を交換してもらい、バックアップしておいたデータの設定も何とか終わりました。将来同じことが繰り返されないとは限らないので、備忘録としてまとめておきたいと思います。

(アプリのバックアップと復元)
 iPhoneで購入したアプリは、パソコンに接続するたびにiTunesにバックアップされています。これをiPhoneに復元するには、iTunesのappタブの画面で、復元させたいものを手動で選択してから「同期」を実行します。

(設定のバックアップと復元)
 メールアドレスやパスワードなどの設定に関するデータのバックアップは自動では行われません。このため、自分でバックアップをとっておく必要があります。といっても、別に面倒なことをする必要はありません。
 パスワードであれば、パソコンでExcelを使って表を作成し、そこにサービスの名称とともに、ユーザーIDとパスワードを保存しておけばいいだけのことです。
 メールの設定のバックアップには、iPhoneの画面キャプチャを使うと便利です。あらかじめiPhoneの「設定」から「メール/連絡先/カレンダー」をタップし、「i.softbank.jp」をタップして、さらにアカウントをタップして表示される画面(一番上から「名前」「メール」「説明」「受信メールサーバ」「送信メールサーバ」)を画面キャプチャしておきます。
 画面キャプチャをするには、電源ボタンを押しながらホームボタンを押すと、シャッター音がして、そのとき表示されている画面がカメラロールに保存されます。iCloudが使用可能であれば、この画像データは「フォトストリーム」フォルダを経由して、パソコンにも送られます。あとはパソコン側で整理して保存しておけばいいだけのことです。
 iCloudが使えない場合、カメラロールに保存された画像データをメールでパソコンに送信するという方法もあります。
 どちらの場合でも、画面キャプチャされた画像のファイル名をわかりやすいものに変更しておいた方がよいと思います(名前の変更は、パソコンで右クリック)。

 SoftBankユーザーの場合、外出先でWi-Fiスポットが使用できるように設定をやり直す必要があります。そのためには、あらかじめ「My SoftBank」のパスワードを記録して置く必要があります。忘れても、SoftBankに連絡して教えてもらうことはできますが、手間がかかるので、あらかじめ控えておくことをお勧めします。
 iPhoneのApp Store で「はじめてのソフトバンクサービス」(無料)をダウンロードします。そこにある「Wi-Fi(無線LAN)」の「ソフトバンクWi-Fiスポット一括設定」からMy SoftBankに移動してWi-Fiスポットへの接続を行います。接続方法は、「ソフトバンクWi-Fiスポット一括設定」に書かれています。
 注意すべき点は、既にi.softbank.jpのメール設定を行っている場合はいったん削除しなければならないこと(Wi-Fiスポットの一括設定完了後、メールを再設定することになります)、および一括設定の手続きは3G通信で行われるので、無線LANをいったんオフにしておくこと、の2つです。

(データのバックアップと復元)
 これがけっこう複雑なのですが、できるだけ整理してみたいと思います。
 まず、iPhoneで使用しているデータ(ミュージックやドキュメントなど)は次の3種類に分類することができます。

1.iTunesを使ってパソコンから送ったデータ
 これには、ミュージックが含まれます。また、パソコンから送った写真や、連携するアプリに送ったドキュメントもそうです。
 これらは、もともとパソコンから送ったものですから、パソコンにオリジナルのデータが残っていればもう一度iPhoneに送ることができます。ミュージックはiTunesのライブラリから自動で同期されますし、それ以外のものは、手動で(つまり必要なモノを選択して)iPhoneに送ることになります。

2.iPhoneを使って自分で作成したデータ(ドキュメント)
 このグループには、カレンダーやメモ、連絡先が含まれます。どれも消えてしまうと困るものばかりですので、あらかじめバックアップがとれるようにしておきたいものです。Gメールのアドレスを取得していれば、カレンダーやメモ、連絡先を同期させる設定をしておくことにより、これらのデータは自動的にバックアップされるようになります。
 iPhoneの「設定」から「メール/連絡先/カレンダー」をタップし、Gmailをタップして表示される画面で、「メール」「カレンダー」「メモ」をそれぞれオンにしておきます。
 もしも、まだGメールのアドレスを取得していない場合はGoogleのホームページから手続き(無料)することができます。
 iPhoneの本体を交換する場合、設定やデータのバックアップなどは行ってくれないので、自分でやる必要があります。そのためには、日頃からバックアップをとっておく必要があるわけです。

iPhoneを使って自分で作成したデータ(写真などの画像ファイル)
 自分で撮影した写真やダウンロードした画像ファイルで、カメラロールに保存されているものは、iOs5.0以上であればiCloudを使うことができます。カメラロールに保存された画像ファイルは、自動的にフォトストリーム・フォルダにコピーが作成され、iPhoneがWi-Fiに接続されているときにパソコンに転送されます。(保存先は、「ピクチャ」フォルダの「Photo Stream」「My Photo Stream」。パソコンにiCloudコントロール・パネルをインストールしておく必要があります。)
 iPhoneがiCloudを使える環境でない場合でも、DropboxやGoogle+を使えば無料で、インターネットを経由してパソコンに送ることができます。ただし、次の違いがあります。

Dropbox 
 手動で写真を送る必要があります(写真の選択可能)。ただし、「設定」で「カメラアップロード」をオンにしておくと、撮影した写真は「カメラアップロード」フォルダにコピーされ、Wi-Fi接続時にインターネットを通じてパソコンのDropboxフォルダに送られるようになります。また、パソコンにもDropboxをインストールしておく必要があります。

Google+
  インスタントアップロードという機能を使って、自動で写真をGoogle+の自分専用のサイトにアップロードしてくれます。原則としてGoogle+設定後に保存された画像ファイルが対象となりますが、カメラロールのすべての画像をアップロードすることも可能です。

3.iPhoneでアプリを使ってダウンロードしたデータ
(iTunesと連携しているアプリの場合)
 WebからダウンロードしたPDFファイルなどはアプリが管理しているために、ユーザーが何もしなければ、そのデータはどこにもバックアップされません。ただし、アプリによってはiTunesと連携しているものもあり、それらのアプリでは、iTunesを使って手動でiPhoneからパソコンにデータを送ることができます。
 iPhoneをパソコンに接続するとiTunesが起動します。同期が完了したらiTunesの画面左にある「デバイス iPhone」をクリックして、画面上部にあるAppをクリックします。切り替わった画面を下にスクロールすると、左側にiTunesと連携しているアプリが表示されるので、パソコンに送りたいデータを持っているアプリのアイコンをクリックします。すると右側にそのアプリの内部にあるデータが一覧表示されるので、パソコンに送りたいものを選択してから「保存先」をクリックします。後は、エクスプローラが立ち上がるので、データを保存する場所を決めてから保存することになります。(下図参照。1~5の順番に操作します。)


c0136904_1671795.jpg





(iTunesと連携していないアプリの場合)
 基本的にデータのバックアップはできません。しかし、最近ではEvernoteにバックアップ可能なアプリも登場しているので、どうせ使うのならば、そういうアプリを使った方が安心できると思います。
 たとえば、私の場合、写真付きのメモを記録するときは「all-inメモ」というアプリを使っています。このアプリには、バックアップしたメモを選択してEvernoteにバックアップする機能が備わっています。また、リストア(データの復元)も簡単にできるようになっています。

 Evernoteのようなオンラインストレージサービスの多くは、無料で使用できるコースが用意されているので、これを利用しない手はありません。ストレージサービスを活用する目的は、iPhoneとパソコンとでデータを共有することですが、そうすることでいざというときのバックアップをとっておくことにもなります。

(お勧めのオンラインストレージサービス)
◎Gmail
 カレンダー/連絡先/メモのバックアップができるので必須。
○iCloud
 自動処理が魅力。対象が限定されていて、なんでも利用できるわけではないのが残念です。なお、Outlookと連絡先を共有することも一応できます。
○Evernote
 連携しているアプリが多いのが魅力です。ただし、無料で使用できる容量には制限があります。
△Dropbox
 手動で操作する必要があって手間ですが、逆に言えば不要なデータまでバックアップする必要がないともいえます。無料で利用できる容量はEvernoteよりも大きいのはメリットがあります。なお、設定を変更することで、自動アップロードできるようになります。
○Google+
 iCloudが使える環境ならば別になくても困りません。ただし、写真の容量制限を気にする必要がないのは魅力です。また、連携できるサービス(FacebookやTwitterなど)が多いのも嬉しいところです。Appleが嫌いな人にはオススメといってよいでしょう。
△SkyDrive 
 OneNoteユーザーには必須です。そうでない人には不要といってもいいかもしれません。


付記
 Dropbox に関する記述が不正確なところがありました。お詫びして訂正します。最新バージョンで写真の自動アップロードが可能になっています(この機能をオフにすることもできます)。
by t_am | 2012-08-11 16:07 | iPhoneを使いこなすために
 先日AppleCareを利用してiPhoneの本体を交換してもらいました。購入後2年経過ぎりぎりのタイミングだったので、まずは重畳と申せましょう。

 そもそも、iPhoneの本体交換に至った経緯をお話しすると、以下のと通りとなります。


(1)
 iPhoneのバッテリーの減り具合が目立ってきたので、7月某日、会社を休んで地元のApple指定のサービスプロバイダに電話のうえでiPhoneを持ち込んだ。

(2)
 サービスプロバイダでiPhoneをチェックしてもらったところ、バッテリーは正常であるとのこと。したがってAppleCareを利用してのバッテリーの無償交換はできないとの回答があった。
 ただし、本体をチェックしたところ、ホームボタンに不具合が見つかった(2度押しすると、起動中のアプリが一覧表示されるはずなのに、検索画面-ホームボタンを長押ししたときに表示される-が表示される)ので、本体交換の対象となると告げられた。この交換はAppleCareの対象なので無償で交換することになるとのことだった。

※AppleCareのサイトを見るとバッテリーを交換するときのAppleCareの利用は、「電源を維持する対象機器のバッテリーの能力が正式な製品仕様の50%以下しか発揮できなくなった場合に利用できます」と書かれてありました。


 結果として、本体を無償で新品に交換してもらったわけですが、どうも腑に落ちないことがあります。
 AppleCareとはiPhone本体の保証期間が1年間であるところを2年間に延長し、さらに購入後90日間に限定されている電話サポートサービスを2年間に延長するというものです。本体の保証についてバッテリーの交換も含まれると。購入したSoftBankショップで説明されたので、AppleCareの申し込みをしたわけです。そのときには、バッテリーの能力が50%以下になった場合は無償で交換する(50%以上であれば有償交換となる)という説明はありませんでした。むしろ、iPhoneを使っていれば必ずバッテリーの劣化は起きるのだから無償で交換してもらえるのはラッキーと思いこんで契約したわけです。
 契約にあたり、契約内容の説明が不十分であった責任はSoftBankにあるのかAppleにあるのかは定かではありませんが、ユーザーが十分な説明を受けないまま契約をするということはiPhoneに限ったことではないように思います(生命保険がいい例です)。また、ユーザーは当該商品についての知識がほとんどないのですから、仮に十分な説明をうけたとしても理解できないだろうとも思います。

 私の場合、結果として、不具合を抱えている本体を新品に交換してもらうことができたわけであり、それというのもAppleCareの契約をしていたからだと考えることもできます。
 しかし、保証の対象となる不具合がどのようなものであるかという告知がAppleのサイトで公開されていれば、1年間の保証期間内(ほとんどの不具合はこの期間内に発生しているとAppleのサイトにもはっきり書かれています)に持ち込むことができたとも思うのです。
 私が経験した不具合というのは、ホームボタンの動作不良のほか「Simカードが挿入されていません」というエラーによって3G通信ができなくなるというものもありました。もっとも、こちらのエラーの方はiPhoneのケースを交換(Simカードの挿入スロットを外気に触れさせない)することで回避できたのですが、これも立派な不具合ではないかと思います。ただし、だからといって修理に持ち込んだとしても再現性に不確かなところがあり、「正常に動いてますね」といわれればそれで終わりという可能性もあるわけです。一番いいのは「Simなし」と表示された状態のまま修理に持ち込むことでしょうが、そんな悠長なことをしてられるユーザーはいないと思われます。

(Simカードなしという問題に関するAppleサポートコミュニティの書き込み)
https://discussionsjapan.apple.com/thread/10094284?start=0&tstart=0


 以上のことを整理すると、AppleCareの対象となる不具合としてどういう現象が発生しているのかという情報の公開が行われることが望ましいと思います。
 私の場合、たまたまホームボタンの不具合があったために本体を(つまりバッテリーも)交換してもらうことができましたが、そうでない人にとっては話が違うと激怒することになりかねないと思います。(たぶん、私が持ち込んだサービスプロバイダでは同じような経験をしているのではないでしょうか。だからこそ、頼んでもいない本体チェックをして不具合を見つけてくれて、本体交換をしてくれたのではないかとも思うのです。)
 また、サービスプロバイダにはバッテリーチェックの手段が用意されているのですから、ユーザーが自分でバッテリーチェックできるアプリが公開されてもいいのではないかと思います。

 AppleCareを契約しておくというのは、万一の場合でも安心できるというメリットがあるとは思いますが、Appleがきちんと情報公開してくれていれば、デフォルトの保障期間(1年間)で解決できるトラブルもあるわけです。むしろ、ユーザーに末永くApple製品を気持ちよく使ってもらうために、AppleCareの対象からバッテリー交換の制限条項を外した方がよいのではないでしょうか。そうすることで、(バッテリー交換という)短期的なコストは増加するかもしれませんが、長期的に見ればユーザーによるロイヤリティが増加するというメリットも大きいと思います。もっとも、経営者というのは、そういう数値化できないファクターは無視したがるということも百も承知で申し上げているわけですが・・・

 今回の経験で、きちんと情報を公開すれば回避できるトラブルもあるでしょうに、都合の悪い情報は隠しておきたいというのは洋の東西を問わないということがわかったような気がします。

付記
 本体交換をしてもらったiPhoneは、アプリとデータの復元に手間取ったものの、バッテリーの持続時間が飛躍的に長くなったことはいうまでもありません。

(あんしん保証パック)
 ソフトバンクでは、2012年4月からAppleCareプログラムは料金を一括支払いするのではなく、毎月366円ずつ支払う(総額8800円)形になりました。
 さらにソフトバンク独自の保障として、あんしん保証パック(i)というしくみも設けられました。これは毎月498円ずつ支払うことで、保証期間外の故障や水濡れなどの際に支払った修理代金の85%と消耗した電池を交換した場合の費用の85%を月々のiPhone利用料から割引するというものです。別ないい方をすれば、修理代金の分割前払い制度のようなもので、万一修理が発生しなければ掛け捨てということになります。ただし、電池は2年間の間に消耗することは間違いないので、電池交換費用を毎月積み立てするようなものだと思ってよいかもしれません。もっとも、AppleCareプログラムでは、無償電池交換のハードルが極めて高いので、それに比べれば実用的だといえるかもしれません。

 それでも、そこまでしてiPhoneを使い続けるというのは不思議なことです。
by t_am | 2012-07-29 20:50 | iPhoneを使いこなすために
 iPhoneの無料アプリ「Adobe Reader」がアップデートされ、電子書籍を持ち歩く者にとっては強力なツールとなりました。
 PDFファイルを閲覧するアプリは他にもあるのですが、私にとって一番の違いは、縦書き文書のテキスト検索ができることです。通常、テキスト検索といえば文書の中にある文字列を検索してくれるのですが、残念なことに横書き文書しか検索できないアプリが多いのです。ですから、縦書き文書のテキスト検索に対応しているアプリは、今のところAdobe Readerだけではないかと思います。
 もっとも、この機能は最初にリリースされたバージョンから搭載されていたのですが、アプリとしての使い勝手はあまりよくありませんでした。というのは、ファイル整理機能がなかったからです。どういうことかというと、ファイルを何でもかんでも1カ所に保管するということになっていたために、大量の文書を持ち歩くには不便だったのです。
 今回のアップグレードによって、フォルダの作成ができるようになり(フォルダを入れ子にすることもできます)、さらに、文書にテキストを追加することも可能になりました。
 本を読むときに、アンダーラインを引いたり、書き込みをする、あるいは付箋を貼るという方もいらっしゃると思いますが、今回のアップグレードでほぼ同じことができるようになりました。これらの書き込みはデジタルデータとして記録されるので、後で修正したり削除することも可能です。本に直に書き込みをすると、直したり消すことができなくなるわけですから、修正や削除ができるというのは電子書籍ならではのアドバンテージではないかと思います。
 なお、パソコンから、iPhoneのAdobe Readerへのファイルの転送は、iTunes の画面からAPPタブを開いて、下の方にスクロールしていくと、左側にAdobe Reader のアイコンが表示されるので、それをクリックしてから「追加」ボタンをクリックします。そのうえで、転送するPDFファイルを指定して「開く」ボタンをクリックすると、iPhoneに送られ、Adobe Reader で開くことができるようになります。


1.ファイル管理
 下図は、Adobe Readerを起動したところです。この「ドキュメント」というところに、ファイルやフォルダを保管します。また、フォルダをタップして開くと、「ドキュメント」がそのフォルダの名称に変わります。つまり、ここには現在開いているフォルダの名称が表示されるわけです。
 また、上部にある検索フィールドを使って、ファイル名やフォルダ名を検索する(文書の中身の検索は不可)ことができます。
 右上の「編集」というボタンをタップすると、画面が切り替わります。


c0136904_1492861.jpg



 下図の画面(編集モード)では、上部にアイコンが5つ表示されています。左から順番に、

①フォルダの作成
②コピーの作成
③場所の移動
④名前の変更
⑤削除         となります。


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 この状態では、操作対象が何も選択されていないので、使用できる機能は①フォルダの作成だけとなります。フォルダ名の左側にある○をタップしてチェックを入れると、②~⑤のアイコンが使えるようになります。



2.文書の閲覧
 下図は、文書を開いたところです。今回はサンプル文書として、学習院大学理学部の田崎晴明教授が書かれた「やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識」を使用させていただきました。この文書は、放射線について知っておいた方がよい知識と放射線から身を護る際に自分で判断するための材料を提供するという目的で書かれたものです。中学生以上であればわかるようになっていますので、一度ご覧いただくことをお勧めいたします。

(PDFファイルのダウンロード)
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/radbookbasic/


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 なお、画面をタップするたびにアイコンの表示非表示が切り替わります。

 各アイコンに割り当てられた機能は次の通りです。

①文書を閉じてフォルダに戻る

②ページ送り方法の切替
・連続(下にスクロールするので縦書き文書向け)
・単一ページ(右にスクロールするので横書き文書向け)
・自動(オートスクロールのこと? よくわかりませんでした)

③注釈機能の呼び出し
 これをタップするとアイコンセットが切り替わります。

④文書の出力
・PDF文書をメールに添付して送信
・他のアプリとPDF文書を共有
・文書を印刷

⑤テキスト検索
 文書の中に透明テキストが埋め込まれている場合検索可能です。横書き縦書きどちらでも検索可能です。

⑥ページ・スライドバー
 スライダーを左右に動かして、すばやくページ移動を行います。スライダーを押さえると、そのページのサムネイルが表示されます。iPhoneだとサムネイルが小さすぎてよくわからないのが難点です。iPadで使うとちょうどいいようにつくられているのかもしれません。

⑦しおりの表示
 しおりが埋め込まれているPDF文書の場合、しおりの一覧を表示します。しおりをタップすると、そのページにジャンプすることができます。



2.注釈機能
 注釈機能は下図のように7種類が用意されています。その使い方は、いずれも、

・アイコンをタップして注釈機能を選択
・注釈を挿入する位置をタップして指定
・注釈の入力               という手順となります。

 ユーザーが入力した注釈はいつでも修正したり削除することが可能です。

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①メモ注釈
 Adobeでは「ノート注釈」と呼んでいるかもしれません。このツールを使って入力したコメントは、通常はメモの形をしたアイコンで表示され、そのアイコンをタップすると中身を見ることができます。

②ハイライト表示
 マーカーで色塗りをする感覚のツールです。ハイライト表示させたい箇所をドラッグして使うのですが、どういう設定になっているのか、現在のところ「カタカナの単語」と「数式」についてはきちんとハイライト表示をしてくれますが、それ以外の文字列をドラッグしても認識してくれません。これは次の取消線と下線を引くというツールでも同じ現象が見られます。早く改善してほしいものです。

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③文字列に取消線
 ドラッグした文字列に取消線を引くという機能です。

④文字列に下線
 ドラッグして選択した文字列に下線を引くという機能です。

⑤テキストの挿入
 メモ注釈とは違い、画面に直接コメントを書き込むためのツールです。コメントを祖入する箇所をタップして使います。初期設定では文字の色は青、フォントサイズも決まっていますが、これを変更したい場合は、いったんコメントを保存してから、再度コメントをタップします。
 そうすると、コメントの編集、フォントサイズ、文字の色を変更することができるようになります。なお、ここで変更されたフォントサイズと文字の色は、次回操作する際に引き継がれます。

⑥フリーハンドで描画
 画面に手描きするためのツールです。「キャンセル」か「保存」をタップするまで何度でも線を描き続けることができます。線の色と太さを変えるには、いったん保存してから描画した線をタップします。一緒に描画したすべての線が変更の対象になるので、線を部分的に変えたいという場合は、いったん保存してから改めて描画する必要があります。

⑦署名の挿入
 挿入箇所を決めたら、手書きでサインします。

⑧標準のアイコンセットに戻ります。


 以上Adobe Readerの機能を簡単にご紹介しましたが、無料でこれだけの機能を持ったアプリが使えるというのは大きいと思います。なお、PDFファイルのリーダーに必須の機能である「前回閉じたページで再開」という機能が備わっていることはいうまでもありません。
by t_am | 2012-07-29 14:14 | iPhoneを使いこなすために
 iPhoneで文章を入力中にカーソルを移動させるときは、移動させたい箇所を指でタップ(ちょんと触る)すればよいのですが、思うようにいかない場合があります。そんなときのために、カーソルを自在に移動させる機能がiOSには備わっています。

1)移動させたい箇所を指で長押しします。

2)すると下図のように、拡大鏡が表示されます。このとき指を話すと拡大鏡が消えてしまうので、抑えたままにしておきます。

3)拡大鏡の中にカーソルが見えているので、そのまま指をスライドするとカーソルを好きな位置に動かすことができるようになります。(画像はATOK Pad を使用しているところ。次の画像も同じです。一太郎2011以降に付属するソプラウィンドウを使うと、Evernoteとの連携によって、ATOK Pad で iPhoneとPCとの間で文書を共有することができるのです。)




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 なお、この方法はコピーをするときの範囲選択を変更するときにも使えます(下図参照)。ポイントは指で長押しして拡大鏡を表示させること。
 覚えておくと便利な機能です。




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付記
 今回画像で用いた文書は、国家戦略会議の繁栄のフロンティア部会の報告書です。あまりにもひどい内容なので、改めてこのブログで取り上げたいと思っています。

(繁栄のフロンティア部会報告書)
http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120706/hokoku2.pdf
by t_am | 2012-07-08 11:14 | iPhoneを使いこなすために
 手帳の代わりにiPhoneを使うようになって1年半が経ちました。手帳の場合、1年毎に買い替えなければならないのですが、住所録の引き継ぎが大変だったのが直接のりゆうですが、スマートフォンに切り替えてかえって便利になったことがいくつかあります。

1.手帳に比べ記録できる情報量が圧倒的に増えた
 受付に人がいない企業が増えています。人件費の節約のためなのですが、人がいない代わりに電話機が置いてあって、訪問者は面会相手の部署に内線をかけて到着したことを告げるという仕組みです。確かに合理的なのですが、その代わり、面会相手の所属を覚えておかないと会うことができないということになります。手帳の場合、そこまで書き込むスペースがないものも多いのですが、スマートフォンのカレンダーアプリだと、訪問先の住所・所属・電話番号なども記録しておくことができます。

2.以前の記録を読みかえすことだできるようになった
 手帳は毎年更新されるので、昔の手帳を几帳面にとってあれば別ですが、昨年の記録を探すことが基本的にできません。スマートフォンでは、キーワードで検索することができるので、昔の記録を読みかえすことができるようになります。

3.周期的に発生するイベントをコピーできる
 たとえば通院する場合、入力する内容は(日時を除けば)毎回同じです。手帳だと毎回買かなければなりませんが、カレンダーアプリだと1度入力したものをコピーして使い回すことも可能です。


 このように、便利なスマートフォンですが、使いこなすためにはそのためのアプリを購入しなければなりません。最初から付属しているアプリもあることはあるのですが、概して使い勝手が悪く、新たにアプリを購入した方がずっと便利になります。もちろん、無料で使えるものも多く、有料のアプリであってもパソコンのソフトに比べればずっと安いので、積極的に活用していった方が賢いといえます。


 スマートフォンを日本語に訳すと多機能携帯電話ということになるそうです。個人ユーザーの場合、スマートフォンで通話しない日があっても、メールやツイッター、Webサイトにアクセスしない日はないのですから、むしろ携帯情報端末といった方がぴったりするかもしれません。

 そこで扱われる情報には二種類あって、使い捨ての情報と残しておきたい情報とに分けることができると思います。使い捨ての情報というのは、たとえば電車の乗り換え案内やマクドナルドのクーポンのように、用が済んだらそれで必要なくなるというものです。

 ところが、中にはこの情報は残しておきたい、もしくは持ち歩きたいという性質のものもあります。住所録(連絡先)がそうであるように、手帳に書き込む類の情報は基本的に持ち歩きたい情報になります。

 これは余談になりますが、ツイッターは基本的には使い捨ての情報です。それでも中には後で読みかえしたいというツイートもあって、そういうニーズに対応したサービス(ツイログやTogetterなど)も登場しています。

 このように、情報を残しておきたいという欲求は、程度の差はあっても、万人に共通したものであるといえます。スマートフォンの記憶容量はそのニーズに十分応えるだけの能力を持っているのですから、あとはデータを管理するためのアプリを揃えればいいということになります。

 情報を持ち歩いていつでもどこでも利用できるようにしたいということの意味は、どのデバイス(装置)でも利用できるということも含んでいます。iPhoneではみることができるけれどもパソコンではみることができないというのでは困ります。このため、パソコンとiPhoneをどうやって同期させるかということがユーザーにとって悩みの種でした

 EverNoteなどのオンラインのストレージサービスが普及したことにより、それを意識したソフトも出回るようになりました。私の場合、OneNoteとATOK Padを使っています。

【OneNoteについて】
 OneNoteにはパソコン版とスマホ版があって、それぞれインストールすることで、マイクロソフトが無償で提供しているSkyDriveというオンラインストレージサービスを通じてデータの同期が可能になります。

(OneNoteの機能紹介ビデオ)
http://www.microsoft.com/ja-jp/office/2010/features/videos.aspx#OneNote

 自宅のパソコンでWebサイトのページをOneNoteにまるごと記録すると、それが自動的にiPhoneのOneNoteにも送られます。ユーザーはiPhoneのOneNoteを立ち上げておけば、特に何もする必要がありません。iPhoneのOneNoteに送られたデータはオフラインで閲覧することが可能なので、たとえば出勤途中の地下鉄の中でゆっくり読むこともできるようになります。

 ただし、iPhone版のOneNoteはパソコン版に比べると機能が制限されており、Webサイトをまるごと記録することはできませんし、描画することもできません。また、オーディオやビデオを埋め込むこともできません。できるのは、文字の入力(コピー&ペーストは可能)と写真の挿入(カメラで撮影するか写真ライブラリからコピーする)に限られています。

 私の場合、そのほかに、本を読みながらノートをとるときにOneNoteに書き込んでおいて、それをiPhoneでもみられるようにしておくという使い方をしています。本に付箋を貼り付けるというやり方もありますが、それだと持ち歩ける本が限られるだけでなく、付箋を1枚ずつ丁寧に書かなければならないという面倒くささもあります。本を電子化して一緒にiPhoneやパソコンに入れておけばさらに便利になります。

※iPhoneのOneNoteは無料で入手できますが、閲覧できる件数に制限があります。これを解除するには450円を払ってアドオンを購入する必要があります。試しに使ってみて気に入ったら450円を払ってくださいということなのでしょう。iPhone版だけでもそこそこ使えますが、真価を発揮するにはパソコン版と両方用意した方がよいと思います。


【ATOK Padで同期する】
 OneNoteが重戦車だとすると、ATOK は装甲車のようなものです。文字とハイパーリンクしか入力することができませんが、手軽に使うことができます。
 また、TwitterのビューワであるTweet ATOKを使うと、残しておきたいツイートをATOK Padに転送することができ、Evernote経由で自宅のパソコンのATOK Padに送ることができます。

 さらに一太郎には前バージョンからソプラウィンドウという機能が装備され、TwitterやEvernoteの内容をサイドバーのように画面右側に表示させておくことができるようになりました。おかげで、iPhoneで入力した文章メモをATOKPadを使うことでEvernote経由で自宅のパソコンに表示させることができ、一太郎で作成する文書に反映させることも簡単にできるようになりました。

 もともと日本語入力ソフトとしてのATOKは優秀であり、このようにの環境が整備されたおかげでさらに使い勝手のよいものになったといえます。なお、パソコンのATOKの辞書とiPhoneのATOK Padの辞書は自動的に同期されます。
by t_am | 2012-04-09 00:16 | iPhoneを使いこなすために
 iPhoneとPCの間で写真をやりとりするにはiCloudを使うのが簡単です。そのためにはiPhoneがiOS5以上であること、PCにiCloudコントロールパネルをインストールする必要がありますが、Wi-Fi環境であれば写真を自動的に共有することができます。

1.iCloudを使う -双方向でのデータ移動可能-
(iCloud経由でiPhoneからPCへ)
 新たに撮影した写真はカメラロールだけでなく、「フォトストリーム」フォルダにも送られ、Wi-Fi環境で自動的にiCloudに送られます。また、iPhoneの画面キャプチャ(電源ボタンとホームボタンの同時押し)や画像のダウンロードでカメラロールに新たに保存された画像も自動的にフォトストリームに送られるので、PCに自動的に転送されることになります。
 iCloudコントロールパネルをインストールしたPCでは、Pictureフォルダの中にPhoto Stream というフォルダが作成され、その中のMy Photo Stream フォルダに写真や画像が自動的にダウンロードされます。

(iCloud経由でPCからiPhoneへ)
 iCloudコントロールパネルをPCにインストールすると、Photo Stream フォルダの中にUploads フォルダが作成されます。iPhoneに送りたい写真をこの中に入れると、iCloud経由でiPhoneに送ることができます。

(iCloudについて)
 iOs5 をiPhoneにインストールするとiCloudを使用することができます。iCloudとはiPhoneやPC間で情報を同期するためのツールです。無料で使用できる領域は2GBですから、よほどのヘビーユーザーでない限りまず不足することはないと思います。iCloudを使用するためには、PCにもiCloudコントロールパネルをインストールする必要があります。
(iCloudコントロールパネル Windows用のダウンロード)
http://support.apple.com/ja_JP/downloads/#internet

(フォトストリームの写真を削除するには)
 iPhoneのフォトストリームフォルダには写真がどんどん溜まっていきます。フォトストリームは元々写真をバックアップするためのツールとして用意されたわけですから、しかたのないことだといえますが、PCに写真を移行し、きちんとフォルダに整理されたならば、フォトストリームに写真が残っている必要はありません。以前は、フォトストリームの写真を削除するのは大変面倒だったのですが、その後改良され、簡単にできるようになりました。

(フォトストリームの写真を削除するには)
http://support.apple.com/kb/HT5125?viewlocale=ja_JP


2.Dropboxを使う -双方向でのデータ移動が可能-
 DropboxをiPhoneとPCの両方にインストールしておくと、双方向で写真の移動ができるようになります。iCloudはWi-Fi環境でしか使えませんが、Dropboxは3G回線でも使用できます。その代わり、どの写真を送るかについては手動で操作する必要があります。

(iPhoneからPCに写真を送る)
 この方法は以前にもご紹介しました。詳しくは下記のリンクをクリックしてください。
http://tamm.exblog.jp/16241239/

(PCからiPhoneに写真を送る)
 PCの「documents」フォルダの中に「My Dropbox」フォルダがあるので、この中の「Photos」フォルダに写真をコピーします。
頃合いを見計らって、iPhoneのDropboxを起動すると、写真が送られています。送られてきた写真のファイル名をタップすると写真が開くので、画面右下隅にあるアイコンをタップして「写真を保存」をタップすると、カメラロールに写真を保存できます。

 DropboxはPCとiPhoneとの間でデータをやりとりする鞄のようなイメージですから、データをそれぞれのデバイスで専用のフォルダに保管した後は、Dropboxそのものの写真データは削除して(iPhoneではファイル名を右方向にフリックすると削除できます)おいた方がよいと思います。


3.iTunesを使ってPCからiPhoneに写真を送る
 iPhoneをPCに接続するとiTunesが起動して同期が行われますが、このときにPCからiPhoneに写真を送ることができます。この方法のメリットはUSBケーブルを使って写真をiPhoneに送れることです。ただし、その逆はできません。(このあたり、正直いって不便だと思いますし、もっといえば、USBケーブを使った写真の同期がなぜ完備されていないのか理解に苦しむところです。iPhoneはたしかに便利だと思いますが、appleのこういう独善的なところが好きになれません。)

(PCからiPhoneに写真を送る)
 事前準備として、PCの側でiPhoneと写真を共有するフォルダを作成しておきます。(ここでは仮に「Pictures」フォルダに「iPhone」という共有のためのフォルダを作成することにします。)
 iTunesで同期が終わったら、左側のライブラリの中程にあるデバイスからiPhoneをクリックします。画面が切り替わるので、上の方にある「写真」をクリックします。「写真の共有元」にチェックを入れ、その右側のドロップダウンリストから「フォルダを選択」を選び、既に作成しておいたiPhoneフォルダを選択し、「フォルダの選択」ボタンをクリックします。
 画面右下の「同期」ボタンをクリックします。
 iPhoneの写真アプリを開くと「iPhone」というフォルダが作成されており、その中でPCと写真が共有されることになります。
by t_am | 2012-03-04 21:20 | iPhoneを使いこなすために
 iOS5になってカメラの操作方法が若干変わりました。より直感的に操作できるようになったのはいいのですが、戸惑う場面もあるので備忘録として記録しておくことにします。

1)スリープ状態からのカメラの起動
 iPhoneがスリープ状態にある場合、今まではパスコードロックを解除しなければカメラを使うことができませんでした。その不便さを解消するため、iOS5ではスリープ状態のときにホームボタンを2度押しすると、ミュージックの操作とカメラの起動スイッチが表示されるようになりました。ここでカメラの起動スイッチをタップするとカメラが起動するので、すぐ写真を撮りたいというときに便利になりました。
 なお、2度押しに失敗してパスコードロック解除の画面が表示されても、もう一度ホームボタンを2度押しすれば画面が切り替わるようになっています。

(ミュージックアプリの操作制限)
 iPhoneで音楽を聴いている途中でスリープ状態になることがあり、そうなるといちいちパスコードを解除しなければ操作ができないという不便さがiOS5では解消されています。ただし、ここで操作できるのは、曲の一時停止と再生開始・曲の頭出し・ボリュームコントロールのみです。別のプレイリストに切り替えるには従来通りパスコードロックを解除しなければなりません。
 なお、ミュージックアプリが起動していない場合、前回最後に聴いていた曲が再生されることになります。

2)カメラの操作-おさらい-
 カメラが起動すると、画面上部左から順に「フラッシュのオン・オフ」「オプション」「メインカメラと画面側カメラの切替え」スイッチが表示されます。また、画面下部には「撮影した写真の表示(カメラ起動時の状態では非表示、写真を撮影すると有効になります)」「シャッター」「カメラ・ビデオの切替え」が表示されます。

「オプション」スイッチ(グリッドのオン・オフ)
 オプションスイッチをタップすると、グリッド表示のオン・オフ、HDRのオン・オフを選択できるようになります。
 グリッド表示をオンにすると、画面を9分割するグリッド(格子)が表示され、写真の構図を決める際に重宝します。建物などの建造物の縁を縦横の線に合わせると写真の傾きを防ぐことができます。また、人物の撮影をする場合、画面の中央で写すのではなく、左右どちらかの縦の線に人物を合わせた方が、余白が生まれることになり、写真の面白みが増します。さらに地平線や水平線がある場合、下の線に合わせると空の広がりが強調されるようになりますし、逆に上の線に合わせると海や大地のボリュームが強調された写真を撮ることができます。

「オプション」スイッチ(HDRのオン・オフ)
 HDRは、ハイ・ダイナミック・レンジといって、露出の異なる3枚の写真を自動的に撮影し、それぞれの写真からきれいに映っている部分を取りだして合成して1枚の写真に仕立てるというものです。
 これは暗いところと明るいところの明るさが大きく異なる場合に威力を発揮します。人間の眼と違ってカメラのレンズは不器用ですから、このような場合明るいところは白く飛んでしまい、暗いところは真っ黒になってしまいます。そこで、デジカメにはオートブラケット機能という露出を自動的に変化させて3枚の写真を撮影する機能が備わっています。それを画像処理ソフトで加工して、それぞれの写真から最適の露出の部分を取りだして合成するわけですが、iPhoneの場合はカメラだけで(つまり画像処理ソフトなしで)これができるようになっています。実際にHDR撮影をオンにして撮影してみると、暗いところはやや明るめになり、明るいところはやや暗めになるようです。
 HDRをオンにした場合の欠点は、それだけ電池の消耗が激しくなることです。このため、明暗がさほどでもない場合はHDRをオフにしておいた方がよいと思います。

付記
 HDRを使うときは写真を合成するので、撮影対象とカメラが静止していなければなりません。

「ズームとワイド」
 ズームさせたい場合は、画面をピンチ(2本指で画面を挟むようにして広げる、あるいは縮める)すると、ズーム・スライド・バーが画面下部に表示されます。この状態で、ズームボタンを指でスライドするか、もういちど画面をピンチ(2本指で画面を広げる)するとズームが使用できます。また、ワイドに戻す場合は逆の操作をすることになります。
 なお、ズーム機能はメインカメラのみ使用可能であり、画面側のカメラを使って自分を写すときはズームはできません。(ビデオ撮影も同様です。)

(ピントと露出の指定)
 画面の一部分にピントを合わせたいというときは、その部分をタップします。そこに四角の枠が表示され、ピントと露出が合わせてくれます。

(撮影した写真の確認)
 スリープ状態からカメラを起動し、写真撮影をした場合、画面右下のスイッチをタップすると写真の確認ができます。このとき画面左上に「カメラロール」スイッチが表示されますが、この場合のカメラロールでは、カメラを起動してから撮影した写真の一覧のみが表示されます。(パスコードロックを解除してカメラを起動すると、写真の確認スイッチが最初からオンになっており、カメラロールでは過去に撮影したすべての写真を見ることができます。)どうやら写真の確認という点に目的を絞っているようであり、通常起動した場合のカメラロールでは写真の編集ができますが、スリープ状態でのカメラからでは写真を見るだけで編集することはできません。(推測ですが、iPhone本体はスリープ状態のままであって、カメラだけを無理矢理使えるようにしたという感じです。)
 ここのところが異なるので注意が必要です。
 仮に、過去に撮影した写真が見たいというとき、もしくは今撮影した写真の編集がしたいというときは、ホームボタンを1度押しするとパスコードロックの解除画面になるので、ここでパスコードロックを解除して写真アプリを起動するか、もう一度カメラアプリを起動することになります。


(おまけ-カメラロールで出来る写真の編集)
 カメラロールで写真を選択すると、画面右上に「編集」スイッチが表示されます。そうすると、画面下部に4つのスイッチが表示されます。以下、左から順にその機能を書いておきます。

「画像の90度回転」
 このスイッチをタップするたびに、画像が左向きに90度ずつ回転します。

「自動補正」
 主に明るさを補正するもののようです。何回か使ってみたのですが、目に見える変化はありませんでした。

「赤目修正」
 フラッシュを使って撮影した場合、人物の目が赤くなったときに使用します。

「トリミング」
 表示されるグリッドの外周をドラッグして不要な部分を除外します。当然写真のファイルサイズは小さくなりますから、撮影した写真をツイッターに投稿するときに便利です。
ただし、トリミングした写真を保存するともとの写真は失われてしまいます。オリジナルを保存しておきたいという場合は、iOS5に付属のカメラロールではなく、他に提供されている写真編集アプリ(Adobe Photoshop Express -無料で使えます-など)を使うことになります。
by t_am | 2011-12-29 00:49 | iPhoneを使いこなすために
 大仰なタイトルですが、使って便利なiPhoneにも弱点はあります。それは使えば使うほど電池の減り方が早いということです。
 使わなければ電池も減らないのですが、そんなわけにはいきません。今朝も充電して出かけたのですが、お昼の時点で電池の残量は50%を切ってしまいました。まだ廻らなければならないところが残っており、これでは先が思いやられます。
 そうなると減った分を補うにはどうしたらいいかが課題となるので私の場合、非常用の予備バッテリーと充電器(自動車用とコンセント用の2種類)を常に持ち歩いています。(電源難民という言葉が頭から離れません。)
 ところが、これらのサードパーティー製品には問題を抱えているものがあります。いったい何が問題かというと、iPhoneにケースやバンパーを装着すると、これらの製品のコネクターがカチッとはまらなくなるのです。すなわち、ケースやバンパーの厚みの分だけコネクターの差込が浅くなってしまい、充電中にコネクターが外れてしまうことがあります。バンパーの場合、特に厚みがあるのでコネクターを差し込んだつもりでも、まったく接続されていないということもありました。
 純正品の充電器ではこのようなトラブルは起こらないので、サードパーティー製の充電器の作り方がそれだけ雑ということなのかもしれません。やむを得ないので、ケースを外してiPhoneを持ち歩くようにしています。
 なんだか釈然としないのですが、当分の間諦める以外になさそうです。
by T_am | 2011-05-21 12:06 | iPhoneを使いこなすために
 iPhoneを使っていると、たまに「simカードが挿入されていません」というメッセージが表示されることがあります。この場合、画面左上に表示されているはずの「3G」という表示が「simなし」という表示に替わっています。こうなると3G回線を使った通信が使えなくなるので、Wi-Fi環境がない状況では通信機能を使う一切のアプリが使えなくなってしまいます。
 他の携帯電話ではこういう現象は発生していません。また、この現象を経験しているのは私だけではありませんから、iPhoneのsimカードの接触部に何らかの問題があるのだと思います。
 外出先でこのようなトラブルに巻き込まれた場合、いったん電源を切って再起動するとsimカードが正しく認識されます。(それでも運が悪いときは再起動3回目にしてようやく認識されたということもありましたが・・・)
 もうひとつの解決方法として、simカードをセットし直すというやり方があります。そのためにはsimトレイを開けなければなりませんが、そのための金具はiPhoneの箱の中に入っています。クイックスタートガイドが梱包されている紙のケースに、simトレイを開けるための金具がとめられています。(使い方は紙のケースに書かれています。)
 念のため、使い方を書いておくと、この金具(ない場合はクリップでも可)の先端を本体右側にあるsimトレイの下にある穴に押し込む(かなり力が要ります)とトレイが開きます。(このとき、うっかりしているとsimカードが飛び出すことがあるので、なくさないように注意してください。)そこでいったんsimカードを取り外して再度セットし直してトレイを閉めれば作業完了です。
 なお、simトレイを開ける前には電源を切っておいて、カードをセットし直してから電源を入れた方が無難です。
 それにしても、こういうトラブルが発生するということはハードウェアに問題があると思うのですが、アップル社からこの問題に関するコメントが発表されている形跡は見当たりません。
by T_am | 2011-05-08 09:54 | iPhoneを使いこなすために
 iOs4はマルチタスク(複数のアプリを同時に起動させてバックグラウンドで動作させること)が可能になりました。そこで、今回は起動中のアプリの一覧を表示させる方法について整理してみることにします。
 操作そのものは簡単であり、これを覚えておくと、データのコピー&ペーストの作業効率が高まるうえに、使わないアプリを終了させることでバッテリーの節電も可能になります。

 操作は簡単で、ホームボタンをダブルクリックするだけです。こうすることで、画面の一番下の列に現在起動中のアプリが左側から起動時刻の新しい順に表示されます(起動時刻の古いものほど右側になります)。ただし、現在メインで使用中のアプリは表示されません。

(アプリを切り替えるとき)
 お目当てのアプリをタップすると、そのアプリが画面上に開かれます。(今まで使用していたアプリはバックグラウンドで動作することになります。)

(アプリを終了させるとき)
 どれでもいいので、アプリアイコンを長押ししていると、アイコンの左上角にマイナスマークが表示されるようになります。終了したいアプリのマイナスマークをタップすると、そのアプリを終了させることができます。起動中のアプリが少なくなればそれだけ電池が長持ちすることになります。


 ちなみに、ホームボタンの操作は次の通りとなっています。

(1回押し)
 現在起動中のアプリが最小化されてホーム画面が表示されます。なお、ホーム画面が表示されている状態で、ホームボタンを1回押しすると、検索画面が開きます。この検索機能は、入力したキーワードに基づいて、標準アプリの「メモ」「連絡先」「メール」で保管されているデータとWeb上について検索します。残念ながら、他のアプリで管理しているファイルについて検索することはできません。

(2回押し)
 現在起動中のアプリが画面の一番下に表示されます。このときホーム画面に登録されているアプリアイコンは非表示となります。
 アイコンの長押しと組み合わせると、バックグラウンドで動作中のアプリを終了させることができます。

 なお、この状態で左から右にスワイプすると、ミュージックアプリの操作パネルが表示されますが、左端のアイコンは画面の向きをロックするためのものです。これをタップすると、画面が縦方向でロックされ、自動的に回転することはなくなります。(液晶画面の上部にロック中であることを示すステータスアイコンが表示されます。) これを解除するには、もう一度同じ画面を呼び出し、同じ位置にあるアイコン(デザインが変わっています)をタップします。


(長押し)
 音声コントロール(iPhone4S以降ではShiri)が起動します。たとえば、「今何時?」と発声すると、「ただいまの時刻は○○時●●分です」と応答してくれます。ほかにも電話をかけたり、音楽の再生にも使えるようですが、あまり使い勝手はよくありません。


 ついでに電源ボタンについて書いておきます。

(1回押し)
 スリープモードに移行。それまで使用していたアプリはバックグラウンドで動作することになります。

(長押し)
 電源オフのためのスライドスイッチが表示されます。

(ホームボタンとの同時押し)
 現在表示中の画面がキャプチャされ、画像がカメラロールに記録されます。

(着信中の1回押し)
 着信音を止めます。

(着信中の2回押し)
 留守番電話につなぎます。

(音量ボタンの隠れた機能)
 カメラアプリの起動中は、音量ボタンを押すとシャッターを切ることができます。iPhoneを横に倒して写真を撮るときに便利です。
by T_am | 2011-04-28 06:17 | iPhoneを使いこなすために