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カクレ理系のやぶにらみ

tamm.exblog.jp

時間のある方はお読みください。軽い気持ちで読み始めると頭が痛くなります。

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 日経ビジネスオンラインに、東京工業大学特命教授/先進エネルギー国際研究センター長/東京都市大学教授というきらびやかな肩書きをお持ちの柏木孝夫さんが、小泉元総理の脱原発発言を無責任であると批判して、「もう少し冷静かつ定量的に議論すべきだろう。」という内容の文章を寄稿されています。その主張の主なところは以下に引用したとおりです。

「仮に、震災前と同程度に原発が稼働し、日本の総使用電力量の約3割、年間約3000億キロワット時を供給するとしよう。その場合に発生する使用済み核燃料は年間約1000トンだ。比重が10程度なので、体積にすれば約100立方メートルである。10年間では約1000立方メートルで、1辺10メートルの立方体に収まってしまう。もちろん、ひとかたまりにするわけにはいかないので、実際には、もっと大きなスペースが必要になる。だが、とてつもない大きさが必要というわけではない。原子力は巨大なパワーを発生するにもかかわらず、廃棄物が極めて少ないのが特徴である。」


(日経ビジネスオンラインに掲載された文章)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20130326/245654/


 「実際には、もっと大きなスペースが必要になる。」と指摘されているのですから、どれくらいのスペースが必要なのかを明示しないと「定量的に議論」したことにはならないと思いますよ。それも明らかにしないで、10年間に発生する使用済み核燃料は「1辺10メートルの立方体に収まってしまう」ということだけを「定量的に」示すのは学者としてフェアではないですね。
 それと、放射性廃棄物を10万年の間地下に保管することが、地震国である日本で可能なのかという心配もありますし、そもそも10万年もの間放射性廃棄物を保管するコストがどれだけなのか試算したのでしょうか? もちろん僕も試算などしていませんが、それでも天文学的な数値になることだけは容易に想像できます。いったいそのコストを誰が負担するというのですか? 「もう少し冷静かつ定量的に議論すべきだろう」とおっしゃる割には、「1辺10メートルの立方体に収まってしまう」というご指摘だけというのは、あまりにもお粗末ではありませんか?
by t_am | 2013-11-29 22:50 | その他
 以前iOS7におけるホームボタンの操作についての説明をアップしていましたが、内容に追加があるので、新たに掲載しておきます。

http://tamm.exblog.jp/20778861/


(ホームボタン長押し)
 Siriを起動させます。
 なお、ロック画面中にSiriが起動する設定になっていると、自分の個人情報が漏れる恐れがあります。というのは、ロック画面からSiriを呼び出して「私は誰?」と質問すると自分の個人情報を教えてくれるのです。これを防ぐにはロック画面ではSiriが起動しないようにする必要があり、「設定」→「一般」→「パスコードロック」で4桁のパスコードを入力してから、「ロック中のアクセスを許可」からSiriをオフにしておきます。

(ホームボタン1回押し)
 iOS6までは、ホームボタンを1回押すと、ホーム画面に戻りましたが、iOS7では現在表示中の画面のひとつ前の状態の画面に戻るようになりました。どういうことかというと、現在表示中のアプリをどうやって起動したかによって、ホームボタンを押したときの動作が異なるのです。

1.ホーム画面から直接アプリを起動した場合
 ホームボタンを押すとホーム画面に戻ります。

2.フォルダからアプリを起動した場合
 ホームボタンを押すとそのフォルダを開いた状態に戻ります。ここで、もう1回ホームボタンを押すとホーム画面に戻ります。

3.ホームボタンをダブルクリックしてサムネイルからアプリを選択した場合
 ホームボタンを押すと、ホーム画面に戻ります。

※このように、ホームボタンを1回ないし2回押すとホーム画面に戻ることができます。

(ホームボタン2回押し)
 現在起動中のアプリの画面のサムネイル(縮小画面)がアイコンとともに表示されます。アプリの切替はこれを使って行います。なお、サムネイルの左端には、最後に起動したアプリが登録されている画面かフォルダが表示されます。すなわち、ホーム画面からアプリを起動したのであればホーム画面が、フォルダから起動したのであれば当該フォルダが展開された状態でサムネイル表示されます。サムネイルですから、タップするとその画面がアクティブになります。
 サムネイル表示中にもう一度ホームボタンを押すと、直前に表示していたアプリに戻ります。つまり、サムネイルの表示をキャンセルしたということになるわけです。
 なお、不要なアプリを終了させる場合は、ホームボタンを2回押してサムネイル画面を表示させ、そのアプリのサムネイルを画面の上方向に向かって放り投げる間隔でスワイプさせます。不要なアプリを終了させれば、それだけ電池の消耗を抑えることができるようになります。
by t_am | 2013-11-19 01:08 | iPhoneを使いこなすために
 11月16日付琉球新報が伝えるところによれば、「下村博文文部科学相は15日の記者会見で、小中高校の教科書検定基準と教科書無償措置法を見直」すということです。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-215377-storytopic-62.html

 要するに、愛国心を育てることを教育の目標のひとつに掲げた改正教育基本法(第1次安倍内閣で成立)の趣旨を徹底させるために、愛国心について不十分な記述の教科書は不合格にするというものです。
 自殺者が毎年3万人を超えるような国、貧困によって餓死する人もいる国に対し愛国心を持たせようというのが自公政権の意思のようですが、順番が逆であるということを申し上げておきます。
 本来、人間は、感動すれば涙が溢れることもあれば自然と拍手をするものですし、心底ありがたいと思ったり、尊敬の念を感じたときには自然と頭が下がるものです。したがって、愛国心を育てたいというのであれば、政治家と官僚の皆さんは率先して愛される国づくりに努めるのが筋でしょう。
 選挙があっても投票に行かないというのは愛国心に溢れた行動であるかどうかは自ずと明らかであるように思われます。また、文部科学省の官僚と大臣がまともな神経も持ち主であれば、投票率が低迷していることは自分たちが指導してきた教育に落ち度があった結果であると反省してから、教科書会社を批判するはずなのですが、下村大臣がそのような反省の弁を述べたという話は聞きません。
 また、「(消えた年金記録に関して)私の内閣ですべてを解決してまいります。」と豪語し、「最後のおひとりに至るまで、記録をチェックして、まじめに保険料を払って来られた方々にしっかりと年金を正しく、お支払いをしていく」と述べておきながら、病気によりすべてを放り出して辞任した首相がいました。この方はつい最近再び総理大臣になったようですが、ご自分の6年前の発言が中途半端なままになっていることについてまったく触れようとしていません。この方はどうやら過去の自分の発言について頬被りをするつもりのようです。
 また、国民がまじめに払ってきた保険料をグリーンピアという施設に注ぎ込んだ挙げ句、ドブに捨てる真似をさせた政党がありましたが、その政党の政治家で責任をとった人がいたという話も聞きません。しかも、消えた年金記録の所轄官庁である社会保険庁の官僚で責任をとった人がいたという話も聞きません。
 民間であれば損害賠償責任を追及されてもしかたのない事案でありながら、政治家と官僚に関しては事実上免責されるという不思議な国のどこに愛国心を持てというのでしょうか。
 わが身を省みず他人に要求する人間のことを、日本語では「恥知らず」と呼びます。恥知らずが国民に愛国心を押し付けるという珍妙な出来事が、今この国では起こっているのです。
by t_am | 2013-11-16 22:56 | その他
 写真を撮影するときに、背景にグラデーションペーパーを用意すると仕上がりが見栄えの良いものになります。グラデーションペーパーというのは、下図のように、色の濃淡を印刷した紙のことで、写眞館や結婚式場ではこれの大がかりなものが必ず設備として用意されています。
 ネットオークションに出品するための写真を撮るなど、小物を撮影する際にこのグラデーションペーパーを用いると、プロには及ばないものの、そこそこ見栄えのいい写真ができます。


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 そこで今回は、Word2010でグラデーションペーパーをつくる方法についてご説明します。

(手順)
(1)「ページレイアウト」タブの「サイズ」から、用紙サイズを自分のプリンターで印刷できる最大サイズに設定します。私のプリンターではA4が最大サイズなので、ここではA4縦に用紙を設定しています。

(2)同じく「ページレイアウト」タブの「余白」で「狭い」を選択します。するとページの周囲の余白が下図のように狭くなります。

(3)「挿入」タブで「図形」を選択し、「四角形」をクリックして、余白の内側ぎりぎりのところをドラッグして範囲選択します。

(4)今挿入した四角形の上で右クリックして、「図形の書式設定」を選びます。

(5)下図のように設定してください。
   「グラデーションの分岐点」は、ベルトの上でマウスをクリックするとその位置に設置することができます。分岐点が選択状態にあると、その下にある「色の指定」が有効になります。また、グラデーションの分岐点を削除したいときは、それをベルトの外に移す感覚でドラッグします。
 今回は、グレーの濃淡を使ったグラデーションペーパーなので、グラデーションの分岐点の色は、左側から順番に、濃いグレー、少しだけ薄いグレー、もう少し薄いグレー、もっと薄いグレー、白という設定をしています。この分岐点マーカーをスライドさせると、グラデーションの位置も変わっていきます。実際に動かしてみて、一番いいと思うところにマーカーを配置してください。
 なお、今回は初期設定のグレーを各色使っているので、これだけのマーカーになりましたが、色の選択で「その他の色」を選ぶと、もっと細かい色の指定もできるようになります。


c0136904_22283082.jpg



 グラデーションペーパーの使い方は、これといって決まりはないと思いますが、上のiPhoneの写真を参考にしてください。
 あと、細かいことをあげておくと、撮影の際は手ぶれを回避するために三脚を使い、セルフタイマーを活用するといいと思います。
by t_am | 2013-11-03 23:04 | 案外知られていないWordの機能