iOS7の操作(iPhone用)
今回は、iOS7の操作方法をおさらいするつもりでまとめたものを掲載することにします。きちんと勉強したいという方は、下記のリンクをクリックしてマニュアルをダウンロードしてください。
「iPhoneユーザガイド」
http://manuals.info.apple.com/MANUALS/1000/MA1565/ja_JP/iphone_user_guide_j.pdf
1.ロック画面での操作
iPhoneのロック画面で、下の方にある「スライドでロック解除」という文字を右にスライドすると、パスコード(4桁の数字)入力画面が現れます。パスコード入力画面では、左下の「緊急」をタップすると電話をかけることができますが、あくまでも緊急電話専用であって、一般の電話にかけることはできません。
ロック画面からは、コントロールセンターの呼び出しとカメラアプリの起動ができます。
画面下端(横棒)を上にスワイプすると、コントロールセンターが表示されます。(コントロールセンターを閉じる場合は逆に下の方にスワイプさせます。)
なお、コントロールセンターはホーム画面からでも同じ操作で開くことができます。
コントロールセンターでは、iPhoneの設定の一部とすぐに使いたいアプリの起動ができます。
画面の最下段にはアイコンが4つ並んでいます。左から順番に「懐中電灯」「タイマー」「電卓」「カメラ」となり、それぞれタップするとアプリが起動します。(アプリを終了させるときはホームボタンを押してください。)
下から2段目にはAirDropと表示されています。これは、MacOSやiOS7のデバイス間でファイルのやりとりをするためのツールです。これを使うには下記の条件が満たされていなければなりません。
1.ファイルをやりとりしたい相手もAirDropを有効にしていること
2.相手と自分が同じWi-Fiに接続していること、または10m以内にいること
この条件を満たすケースといえば、パソコンとiPhoneでファイルを共有したい場合か、何かの会合で集まった人同士がファイルを共有したい場合など、限定されたケースではないかと思います。AirDropを使うには、たとえば写真アプリであれば、送りたい写真を選択してから下図の画面左下の赤丸で囲んだアイコンをタップします。
下から3段目は、オーディを再生アプリの操作ツールです。下から順番に、音量調節、早送り・巻き戻し・再生・停止、再生時間表示となります。
その次は画面の明るさの調節です。右にスライドさせればそれだけ画面が明るくなります。ただし、電池の消耗も速くなります。
その上には丸で囲まれたアイコンが5つあります。左から順番に、
1.機内モードのオンオフの切り替え
2.Wi-Fiのオンオフの切り替え
3.Bluetoothのオンオフの切り替え
4.おやすみモードのオンオフの切り替え
5.画面の向きのロックの切り替え
おやすみモードをオンにしておくと、電話がかかってきても着信音が鳴らなくなり、画面が光ることもありません。会議や会食中に利用するとよいと思います
画面の向きのロックとは、iPhoneの画面を縦方向にロックするかどうかを設定するための機能です。初期設定ではロックはオフになっており、iPhoneを横向きにすると画面も横向きになります。ロックをオンにすると、iPhoneを横向きにしても画面は縦向きのままとなります。
2.ホームボタンの操作と検索フィールドの表示
iOS7ではホームボタンの操作が若干変わりました。
(ホームボタン長押し)
Siriを起動させます。
なお、ロック画面中にSiriが起動する設定になっていると、自分の個人情報が漏れる恐れがあります。というのは、ロック画面からSiriを呼び出して「私は誰?」と質問すると自分の個人情報を教えてくれるのです。これを防ぐにはロック画面ではSiriが起動しないようにする必要があり、「設定」→「一般」→「パスコードロック」で4桁のパスコードを入力してから、「ロック中のアクセスを許可」からSiriをオフにしておきます。
(ホームボタン1回押し)
iOS6までは、ホームボタンを1回押すと、ホーム画面に戻りましたが、iOS7ではアプリを起動する直前の画面に戻るようになりました。どういうことかというと、アプリをどうやって起動したかによって異なります。
1.ホーム画面から直接アプリを起動した場合、ホームボタンを押すとホーム画面に戻ります。
2.フォルダからアプリを起動した場合、ホームボタンを押すとそのフォルダを開いた状態に戻ります。もう1回ホームボタンを押すとホーム画面に戻ります。
(ホームボタン2回押し)
現在起動中のアプリの画面のサムネイル(縮小画面)がアイコンとともに表示されます。アプリの切替はこれを使って行います。また、不要なアプリを終了させる場合は、このサムネイルを上に放り投げる間隔でスワイプさせます。不要なアプリを終了させれば、それだけ電池の消耗を抑えることができるようになります。
(検索フィールドの表示)
iOS66までは、ホーム画面を右にスワイプすると検索フィールドが表示され、iPhoneの内部を検索することができましたが、iOS7ではホーム画面の中央を下にスワイプすると検索フィールドが表示されるようになりました。なお、どのアプリやデータを検索するのかについては、「設定」→「一般」→「Spotlight検索」で変更することができます。
(その他)
カメラアプリ起動中に、音量調節ボタンを押すとシャッターを切ることができるのは従来の通りです。
また、電源ボタンを押しながらホームボタンを押すと、今表示されている画面を画像(スクリーンショット)として保存することができるのも変更ありません。
(着信中の電源ボタンの操作)
1回押しで着信音を止めます。
2回押しで、留守番電話につなぎます。