政治家の好きな「改革」(3)
一国の首相を務めた人を詐欺師と同列に扱うのは失礼であることは承知していますが、相手を説得する手段として、このような語法を用いるのは不適当だということなのです。政治家が詐欺師のレトリックに頼るようではいけません。福島第一原発の事故の終息宣言といい、どうもこの人には強弁癖があるように思います。もっとも、その傾向は一人野田前総理だけのものではなく、次の安倍総理にもいえることですし、橋本市長にも共通した資質であるといえます。
権力を握るには、このような「ある種のあくどさ」が必要なのかもしれません。