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カクレ理系のやぶにらみ

tamm.exblog.jp

時間のある方はお読みください。軽い気持ちで読み始めると頭が痛くなります。

政治家の好きな「改革」(3)

 政治家が改革の必要性を強調する際に用いる言葉に「待ったなし」というのがあります。野田前首相が多用していたのが記憶に新しいところですが、この語法は相手を不安に陥れるという効果を伴います。「財政再建はもはや一刻の猶予もならないので、すみやかに消費税増税に着手しなければなりません」といわれれば、誰だってこれは大変だと思ってしまいます。この、相手を不安にさせて自分の言うとおり従わせるというのはリフォーム詐欺などに見られる手法です。
 一国の首相を務めた人を詐欺師と同列に扱うのは失礼であることは承知していますが、相手を説得する手段として、このような語法を用いるのは不適当だということなのです。政治家が詐欺師のレトリックに頼るようではいけません。福島第一原発の事故の終息宣言といい、どうもこの人には強弁癖があるように思います。もっとも、その傾向は一人野田前総理だけのものではなく、次の安倍総理にもいえることですし、橋本市長にも共通した資質であるといえます。
 権力を握るには、このような「ある種のあくどさ」が必要なのかもしれません。
by t_am | 2013-02-24 17:52 | その他