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カクレ理系のやぶにらみ

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時間のある方はお読みください。軽い気持ちで読み始めると頭が痛くなります。

村松の不思議肉屋さん(金パリ食肉店)と里山スタジオ

スーパーマーケットが登場して地方都市では肉屋・魚屋・八百屋・豆腐屋といった店が消えていきました。私が住む新潟県も例外ではないのですが、村松(五泉市)というところに元気で不思議な肉屋さんがあります。
 どこが不思議かというと、店内のメニュー(次の写真)をみていただければわかります。



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 馬肉は熊本へ行けば普通に食べられていますが、ワニや鹿さしというのは珍しいですね。また、これには載っていませんが、カンガルー、ラクダ、ダチョウの肉も扱っています。
 この店の名前は金パリ食肉店。地方の商店街らしくシャッターが下りている店舗が多い中で元気に営業しています。変わった肉だけでなく、安くておいしそうな惣菜にも力をいれていますから、興味のある方は一度訪ねてみてください。全国発送も行っています(冷凍されてパック詰めされている)。



 昨日は、アラカワさんの肝いりでこの店の肉を賞味する会が開かれました。場所はアラカワさん所有の里山スタジオ。新潟市と五泉市の境界近くにある「男の隠れ家」という趣の一軒家です。草深くで落ち着けるところなのですが、ちゃんとフレッツ光が使えるのには驚きました。参加者はアラカワさん、セイヤさん、ユタカさん、RYUくん(彼女といっしょ)、ジュンコさん、それに私です。
 今回調達してきた肉は、

・馬刺し
・鹿刺し
・ワニ
・ラクダ
・ジンギスカン
・馬
・鹿
・カンガルー
・コブちゃん(腸)
・テッちゃん(シマチョウ)
・カエル(下半身のみ冷凍パックに入っている)

 それにサラダを三品つけて一万四千円ちょっと。一人二千円ですからまあ安いものだといえるでしょう。



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これはワニの肉です。鶏肉みたいでしょう?



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珍しい鹿の刺身です。とてもおいしい。



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カンガルーの肉。焼き方に注意しましょう(後述)。



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これはラクダの肉です。黙って出されると何の肉かわかりません。



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カエルの足です。おいしそうに焼けています。


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里山スタジオの食卓。左側の枝豆(ユタカさん差し入れ)の右側にあるのはジンギスカンです。



 この中で、文句なしにおいしかったのは「鹿刺し」「ワニ」「カエル」「コブちゃん(腸)」「ジンギスカン」です。特に「ワニ」と「カエル」はあっさりした味で、黙って出されれば鶏肉だと思い込んでしまいそうです。また、カンガルーとラクダは薄くスライスされているので、きちんと広げて焼くと水分が飛びすぎてしまい、ぱさぱさした食感となります。そこで蒸し焼きにするように集めて焼くと水分が適度に残っておいしく食べられます(これはセイヤさんが発見した)。
 そのほか気づいたことは、焼き肉で肉の味を味わおうと思ったら刺身醤油がいいということです。ただし、馬肉のようにちょっとクセがある肉の場合、下ごしらえするかタレをつけて食べたほうがいいようです(金パリさんでは下ごしらえした馬肉を渡してくれます)。
 また、焼き肉はきちんと炭で焼いたほうがおいしくなります。肉を焼く場合、アロマ(香り)とテイスト(舌で感じる味)とフレイバー(口の中に広がる風味)を損なう焼き方をすると、せっかくの食材が台無しになってしまいますから、やはり炭火でじっくり焼いたほうがいいように思います。その代り油が炭にしたたり落ちると、燃えて煙が出てしまうことになりますが、おいしいものを食べるのですからこれくらいは我慢しなければならないでしょう(里山スタジオには大型の炭焼用コンロがありますし、窓をあけても近所から苦情がくる恐れもありません)。
 今日食べた肉は普段なじみがないものばかりであり、クセがあるのではないかと思っていたのですが、考えてみれば普段食べている豚肉や牛肉にだってクセがあります。食べなれているから何とも思わないだけで、それ以外の肉はクセがあるのではないかと敬遠するのは実にもったいないことだと思います。
 今回は里山スタジオの裏に生えているミョウガを薬味として使いました(ミョウガもスーパーで買うとけっこう高いのですが、ここではいくらでも取り放題です)。焼き肉とミョウガという組み合わせはけっこう相性がいいというのも新発見でした。
 そのほかにもユタカさん差し入れの枝豆(奥さんの実家でとれた由)、〆にアラカワさんがゆでてくれた十割そばもおいしくいただきました。

 おいしいものを気の合う仲間たちと一緒に食べるたのしさは格別であり、そういう意味で私にとって今回最大の発見は里山スタジオの存在を知ったことだといえます。

 アラカワさん、また寄せてもらいますね。
 
by T_am | 2010-09-20 00:11 | その他